~近鉄奈良駅から「ならまち」界隈を巡る~
近鉄奈良駅の駅ビルと東向き商店街
ならまちセンター(左)と五重塔(右奥)
猿沢池へ寄り道
ならまちの中心「元興寺」へ歩いて向かうには、近鉄奈良駅から東向商店街、餅井殿センター街、下卸門商店街を抜ければ目と鼻の先だが、せっかくの晴日なので猿沢池をまわっていくことにする。猿沢池から五重塔を眺めると奈良に来たことを実感する。
ブランドパンのカフェ
猿沢池の東側を元興寺方面へ歩くと右手に「ならまちセンター」が見えてくるが、この中にある「なららカフェ」では奈良県のブランドパン「室生 天然酵母パン」なるものを食べることができるらしい。店内から興福寺五重塔も見えるらしく、奈良市観光の際に休憩にはもってこいだ。
ならまちに着く
「ならまち」は元興寺の旧境内にあたるエリアをいうらしいが、実際に訪れてみると、どこからどこまでというのはよくわからない。しかし、町の景観は明らかに市街地とは異なり、いたる所に古い町屋や漆喰の白壁があり、ここが「ならまち」かということを感じさせる。
ならまち界隈を練り歩いた果てに
景観形成地区の指定を受けている元興寺近辺は、通り沿いの新しい家屋でも景観を壊さないように配慮されている。通りを外れ路地に入ると、石畳の小路や寺社の白壁が続き昔の景観が今も残されている。ついつい入り組んだ小路を進み過ぎ、帰り道がわからなくなり玄関脇の花に水を差していた老人に道を聞いた次第である。
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